プリント基板設計

提供サービス

・「埼玉デザインオフィスとお客様の双方が相互作用を通じて価値を創造する」という双方向的・協業的な 「価値共創」を指向します。
・プリント基板関連業務の技術支援サービスとソリューションの 提供により、お客様の業績改善に貢献します。
・CADライブラリ等、蓄積した情報資産の転用を図り、製品とサービスをミックスした商品をお客様へ提供します。

プリント基板設計サービス

埼玉デザインオフィスは創業以来、親会社である日本信号向けのプリント基板設計を主に行っています。主力事業である鉄道インフラ関連では安全/安定性を非常に重視しており、その要求にこたえるべく高品質なプリント基板設計を提供しております。
部品実装仕様、基板製作仕様を十分に把握し設計に盛り込むことにより、全体最適の観点から実装効率及び基板コストを考慮した設計を行います。また、信号速度高速化に伴う動作不良(信号劣化、EMCなど)に対応するため、伝送線路解析による信号品質の確認・対策及びEMC解析によるノイズ対策など、初期品質の高い設計を提供いたします。
実装効率及びプリント基板のコストを検討するため、部品配置後にお客様及びお客様が実装を依頼するメーカと共に、Web DesignReviewを実施いたします。
お客様、実装担当者様などの関係者全員で実装効率や部品選定の見直し検討を行い、また配線終了時にも同様に実施することで全体最適化を図り、実装効率及びコストを考慮した高品質で低コストのプリント基板設計を提供いたします。

設計実績片面板~16層多層基板 フレキシブル基板
機器使用(例)交通施設、鉄道施設、航空施設、駐車場施設、通信機器、放送用機器、医療機器 など
設計CADCR-5000 Board Designer(図研)
DK-MAGIC(ユニテク)
Xpedition(メンター・グラフィックス) 
ALLEGRO(CADENCE)
設計ツール伝送線路シミュレーション(CR-5000 Lightning)
EMC解析ツール(DEMITASNX)
EMCシミュレータ(CR-5000 EMCアドバイザーAdvance)
PCB設計・実装チェックツール(Valor NPI、NEW Seal Saver )

EMC解析ツール(DEMITASNX)

EMC規格対応を実機検証段階から設計段階への前倒し(フロントローディング) することで、お客様の製品開発期間の短縮に大きく貢献します。
埼玉デザインオフィスではDEMITASNX(NECソリューションイノベータ製)を 用い、19項目のチェックを行いEMC問題が起こりにくいプリント基板を提供いた します。

EMC解析ツール(DEMITAS NX)

SI(Signal Integrity)シミュレーション

高速メモリバスなどはプリント基板上の配線によっては波形歪が生じ、期待する性能・信頼性を発揮させることはできません。これを試作段階で検証していては限られた時間での製品化への妨げになるばかりです。よってプリント基板設計段階において、重要信号波形に関してはSIシミュレータで信号波形チェックを実施し、ベストな波形が得られる配線を行うことで、安心して実機検証に臨めます。
埼玉デザインオフィスではSIシミュレータ[CR-5000 Lightning]を用いたIC間の波形解析を承っております。高速動作、同時駆動など、信号波形を考慮する必要がある場合、ご依頼ください。 部品レイアウトの段階及び、配線終了後の段階における信号波形をシミュレーションいたします。 基本はCR-5000BD設計の場合のみ受注いたしますが、他の設計CADにも対応できる場合がございますので、別途ご相談ください。

SI(Signal Integrity)シミュレーション

部品情報ライブラリ作成サービス

CADを用いた回路設計・プリント基板設計では、使用されている全ての部品情報が正しく登録されていないと、後工程に大きなロスを発生させます。一方、設計者を細かな部品情報のチェックなどの煩わしさから開放して、設計に専念できる様にすることがあるべき姿です。
埼玉デザインオフィスでは、部品情報ライブラリの作成/管理のうち、部品情報ライブラリの作成をご提供いたします。 詳細としては、部品型番[及びカタログ]と御社部品形状仕様により回路図CADや基板CADに必要な部品形状を作成いたします。 これにより御社での必要な工数はライブラリの管理のみになり、社内工数の削減に繫がります。
回路図CAD向けはCR-5000 SystemDesigner限定で納品いたします。プリント基板設計CAD向けは汎用データ形式にて納品いたします。詳細形式に関してはご相談ください。

部品情報ライブラリ作成サービス

回路図入力サービス[CR-5000 SystemDesigner限定]

紙の回路図から回路図CADへ移行する場合、当然ながら作業工数と人員が必要になってきます。そのような補助的な作業に対し、割ける人員がいない場合が多いかと思われます。
埼玉デザインオフィスでは紙の回路図よりCR-5000 SystemDesignerデータの作成をご提供いたします。
詳細受注条件などに関してはご相談ください。

DFM(Design For Manufacturability:製造性を考慮した設計)

お客様の規格と実装条件、実装ノウハウの定量的な条件をデータベース化し、部品・パッド・パターンの夫々の間隔、部品角度、パターン接続、パッド漏れ、シルク形状や漏れ、プリント基板外形のチェックを行い、実装後の後戻りを防ぎます。

1.効率よく、製造歩留まりの良いプリント基板を提供
2.安定したはんだ接合を提供
3.生産現場の問題を未然に防止する仕組み
4.生産現場の問題点をフィードバックする仕組み
5.原因分析と改善ノウハウ蓄積とルール化

全ての情報を一元管理

埼玉デザインオフィスは、実装時に起きる問題を事前に解決するフロントローディング設計に取り組んでおります。
設計・製造全てに関わる情報を一元管理し、設計や各セクションの品質チェックに活用することにより、 高品質な製品を提供いたします。

プリント基板設計品質

部品の属性情報を活用した設計データチェックによる設計品質

プリント基板製造品質

高度な品質基準による外観検査機、電気チェッカ、目視検査による製品品質

部品実装品質

ナレッジコミュニケーションツール(DFM検査)による実装設計品質